トレーニングシューズでバネをためる 〜シューズアドバイザー日記〜

  • 2016.12.27 Tuesday
  • 11:36

こんにちは、シューズアドバイザー藤原です。

あっという間の1年、12月。それもあと数日で2017年です。そしてブログの投稿を3か月も怠っていました。。。『2017年は、月2回更新』を目標!!よろしくお願いします!!

ずっと「トレーニングシューズを履くこと」、それと「レーシングシューズなどとしっかり履き分け」をすることをオススメしてきました。トレーニングシューズは、足のメインエンジンである裏側の筋肉、ハムストリングスや大殿筋を使いやすいような坂道形状をしています。合理的な動きを作ってくれるシューズです。反対にレーシングシューズは、サブエンジンのふくらはぎもフル活用しやすいフラットな構造。速く走るには、筋肉全体フル活用の必要がありますからね。

で使い方だと思うんです。トレーニングシューズでメインエンジンで走るトレーニングができていれば、レーシングシューズは自由に動ける構造になっています。普段は「回転を高めて」おいて、「回転数をあげる」、まさにこれはテクニックですよね。これはレベルに関係なくです。大迫選手も、川内選手もトレーニングシューズを履いています。テレビの番組見ていたら、青山学院大学の一色選手も黒のウルトラブーストATRを履いていました。彼は三村氏お手製のシューズも履かないようです。

そして、もう一つ。最近フッと思ったのは、トレーニングシューズで走っているときには、「バネ」をためているな、ということです。

わたしたちのランニングの環境は、どうですか?ほぼコンクリートの路面ではないですか?というか、忙しい中でのトレーニング時間を絞り出しているランナーの方は、100%ロード、コンクリートの路面でのトレーニングなってしまいます。トップ選手であれば、芝生やウッドチップ、不整地を探して走るような時間があるかもしれませんが、我々にはそれはありません。むしろランニングの手軽さは本来、「家を出てすぐできる」それですしね。

つまり、路面環境を変えられないので、シューズに工夫をするのは当然だと思うんです。足全体のバネを使わないイメージ。少しためて、ポイント練習など速く走るトレーニング使ってみる。バネをためるという感覚は、跳躍系の選手の方がピンとくると思いますね。わたしは、NOレストの週7回ランナーですが、完全レストを入れてバネをためる作業が加齢とともにこれからは必要だと思っています。

また不整地や芝生、砂浜、土などの柔らかい路面で走ることも大事。バネがたまるというのは、足自体がとてもフレッシュな状態、いつでも力が出せるようなエネルギー満タンな状態です。硬い路面であれば、クッションがしっかりしているトレーニングシューズは必須です。サポートというより、もっとポジティブにエネルギーを使わないでためる、そんな感じです。

でも、硬いコンクリートの路面を走っているのに、トップ選手への憧れもあり、同じような薄いフラットなふくらはぎを使うシューズを履く。分からなくないですが、故障したり、ふくらはぎだけが発達したような足の筋肉になっているのは、道具であるシューズのせいであることは間違いないです。少なくとも一因はあります。そもそもふくらはぎが発達しすぎてしまうのは、使うべき筋肉が使えていないということですしね。フォームとシューズの関係性の問題です。

クッションという概念自体、経済発展、インフラ発展とともにできてきた考え方です、肯定的に考えるのが自然だと思うんですよね。だけど、日本では、”上達したら薄いの履け”、”足は鍛えろ”、”アキレス腱に負担がかかるから薄いシューズを常に履け”、とかいまだにまかり通る、昭和時代のトレーニング環境ベースの話ですよね。もちろんそれで大丈夫なランナーさんはいいです。でも、怪我をするなど、どうも色々をうまくいかないランナーは、オーソドックスな考えをすべきだと思います、シューズに対しても。

世界で圧倒的な強さを発揮しているケニア、エチオピアランナーは、ロードを極端に嫌うそうです。それもあって、普段100%不整地の路面でのトレーニングでも、トレーニングシューズを使っています。不整地で足に優しい路面であるにも関わらずです。

もちろんはだしランを否定しません。トレーニングの一部に取りいれるにはとても良好な効果があると思いますが、何でも一つの方法論に解決策を求めるのはナンセンスです。はだしランナーは完全レストが多い人が多い、忙しい方で合理的な考え方をする方に多いような印象です。それで自然とバネがたまっているのかもしれませんね。「鍛えっぱなし」の状態ではないと思います。月間走行距離が何キロだとか気になるようなランナーには向かない考え方でしょうね。

さて、ランナーズ2月号はシューズ特集を監修させて頂きました。「履き分け」というメッセージはエビデンス要素が少なく却下されてしまいましたが、今後は自分が実験台になり、トレーニングシューズとレーシングシューズの履き分けの有用性にエビデンス要素もつけていきたいと思っています。トレーニングのシューズの有用性ですね。

先だっての12月18日の防府読売マラソンでは、「シューズを使いこなす走り方」考え方で、45歳と11ヶ月半で2時間35分48秒の自己ベストを出すことができました。追及していく方向性は間違っていないことは明らかのようです。

〜ジャストフィットのお手伝い〜

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シューズフィッティングアドバイザー 藤原岳久

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