時間軸を支配するトレーニングLSD〜シューズアドバイザー日記〜

  • 2016.05.17 Tuesday
  • 10:08
少しブログ更新が滞ってました。

さて、マラソンシーズンも終わり、モチベーションがやや下がり気味の方もいらっしゃるかもしれません。

記録更新がモチベーションにつながるということであれば、5Kとか10Kとか、普段チャレンジしていない短い距離のレース参加のチャンス、秋に向けて、スピード不足の課題クリアにもつながります。

でもなにも自己ベスト更新だけがランニングではありません。軽装で発汗も適度、体への負担も少ない、いまの季節こそランニングを楽しむシーズンです。

こんな時にこそマラニックが最適です。マラソンとピクニックを混ぜた造語。楽しみながら有酸素能力を維持するのに最適なトレーニングです。短い距離のレース参加やトレーニングが増える、このオフシーズンでも重要になってきます。

わたしはイベントで『和菓子巡りラン』なるものをやっています。ランニングと大好きな和菓子巡りを組み合わせた、言わば変形LSD。3.5K毎に和菓子の名店を食べ走りながら20Kを走破します。

どんどんお腹いっぱいになり、次は和菓子食べれかな?とか、あそこ美味しかったなあ、なんてあれこれ考えているうちに、あっという間に20K走れた、そういうイベント参加者が多かったです。まさに楽しみながらです。


以前もLSDとジョグの違いを書きました。
http://f-shokai.jugem.jp/?eid=52

LSDは、走りはじめのランナーの距離トレーニングというような考え方をするコーチや選手が多いようですが、LSDは、もっともっと奥行きのある優れたトレーニングだと思ってます。

2016年の京都マラソンは、30Kといったボリュームのある距離走・レースペース走を1度もしていません。レースペース走はトラックで12Kまで、あとは3時間〜3時間半のLSDを頻繁に行いました。結局2時間39分07秒でしたが、年代別で優勝できました。当日の時間もあっという間でした。

まあ、2時間35分以内の方には参考にならないかもしれませんが、それ以上のマラソン自己ベストタイムのランナーには、これからお話しすることは、参考になる部分もあると思いますよ。

さて、そんなわたしが、LSDトレーニングに求めている1番の効果、それは”時間軸を支配できること” それに尽きます。トレーニングを距離思考で考える方が多いかもしれませんが、時間をベースにしていることを大切にしています。

では、質問。30Kを好きなペースで走るのと、3時間半 7分ペースを維持して走るのとどちらが苦しいかということです。どうですか?後者を嫌がるランナーがほとんどではないでしょうか?

ゆっくり長く走る、その苦痛は、レースで時間に耐えることに生きます。レースで走る時間の時間軸に慣れているので、レースでの距離があっという間に来るような感覚がもてることです。

結果3時間、30K走だとしても、”30K走”だとしてトレーニングするのと大きな違いだと思いませんか?

どちらも30Kしか走っていませんが、レースのリアルを、時間の長さで体験できていて、脳をだます感じです。

また、当然レースペースで30Kやるより疲労度も少ないというメリットもあり、トレーニングの継続性も保てます。

ドイツの運動生理学者ファン・アーケンは、「マラソンを走るランナーは、それと同じ距離(時間)を繰り返しておく必要がある。」と考え、インターバル志向の当時のトレーニングスタイルに異議を唱えました。これがLSDのもとになった考え方です。

では、ゆっくり走るメリットとはなんでしょう?

足の回転を遅くすることを意図的に自分でできることは、はやく走る原理を足が知っていることになりませんか?なぜなら後は回転数を上げるだけだからです。これは軽いレーシングシューズを履くことでも高まります。

もとい、自動車は時速5Kだとスムーズに走りませんか?低速でもコロコロとスムーズに進みます。目指すはその姿。

我々のランニングフォームでの回転良を作るためには、キーは遅いペース。フォームのクセやごまかしを、遅いペースでスムーズにいくように気をつける必要があると思うんです。

感覚的には、とてもゆっくりなのにキビキビ走れてくると準備完了です。ストライドを狭めて、ピッチを落とさない感じです。

ですから、シューズは、トレーニングシューズがマストです。遅いペースで接着時間を少なくする工夫がなされた機能のシューズだからです。

これを履くと重いし走りにくい、LSDをするとペースが上がってしまう、というランナーの方は、トレーニング内容に合ったギア選びで考え方が変わるかもしれませんよ。

さて、シーズン中なら、ストイックにこのような時間軸クリア考え方100%!でもいいのですけど、今の時期、有酸素能力維持のタイミングかなと思うので、楽しみながら行えるマラニックをオススメしたわけです。

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