体のくせとシューズ 〜シューズアドバイザー日記〜
- 2015.11.13 Friday
- 16:36
「わたしは左右の足の大きさが違うので左右非対称のシューズがあればほしい」とか「右に合わせると左が緩いんですよ」といった質問をイベントなどで受けます。こういった方は、わたしは、” 基本的にシューズに期待しすぎで、同時にもっとシューズを信頼してほしい ”気がしてなりません。
シンプルに考えるべきです。スポーツとしてランニングをしている人で歩くのが辛いとか、長く立っていられない方は少ないと思います。(でなくてもなのに走ろうとするのがランナー病なんですけど・・・)200余りの骨が、筋・腱・靭帯でつながっていて、立ち上がれば重力影響受けます。またご自身の【体のくせ】の影響を受けることになります。その状況で左右がピッタリでなくて、左右差がある、それって自然だと思いませんか?ですが、それを野放しにすれば、弱いストレスの蓄積で、ある日そこかが悲鳴をあげる。ですから【体のクセ】に向き合い、それとうまくつき合うことがシューズを考えた上のアイデアとして重要です。
アテネオリンピックのゴールドメダリスト、高橋尚子選手のシューズは、ソールの高さを左右変えていたという有名な話があります。想像するに右を高くして左右差を無くしたのではないかと思いますが、通常骨盤のゆがみ=体のクセから選手でなくとも脚長差はあります。骨盤ズレっぱなしで脚長差だけを整えても、長期的にはプラスでないと思います。選手であればなおさら、そのクセと向き合うことで選手寿命が違うとは思われます。結果高橋尚子さんはゴールドメダルでしたので美談になりましたし、実際は本番に合わせるためにそうして、その後は調整していたかもしれません。それは知る由もありません。ですが市民ランナーで、こういうエピソードをアイディアとして参考にすべきでないですね。
みなさんがランニングをすることで得たいベネフィットはなんですか?自己記録?サブ4?記録だけが目標では、永遠にベネフィットが得られるとは思いません。健康であり、人より体力もあって、時間を捻出してランニングをしているようなライフスタイルの中で、とてもアドバンテージがあるようなランナーは素敵です。要はランニングをすることで体がボロボロになっていくのはなくて、ランニングをすることでもっと健康になっていく。そうあるべきかなと思いますし、少なくともわたしはそうあるべきかなと思ってやっています。(昨今はボロボロになっているランナーを目にします、ランニングを何故しているのかという根本に帰るべきです)
自分自身のクセを知ることで、やるべきことが見えてきます。股関節稼働域をもっと増やしてから走るべきとか、コアをもっとしっかりさせることがプラスとか、ヨガ・ティラピス・ストレッチで体のケアをする。そして、そういった延長線上にシューズがあります。シューズは体のアライメント(骨と骨をつないだライン)整えようとします。アライメントが良い環境であれば、膝が内側に入ったり、逆に外側に出たりすることなく、自然な場所(ファンクショナルなポジション)で足が動いてくれる可能性が高まりますね。膝は基本的に、蝶番の関節です。股関節や距骨下関節のようにソケットのような稼働域がある関節ではありません。その関節にそれ以上の役割を求めれば、おのずと結果は見えていますよね。
シューズにしっかりアライメントを整えてもらう、プラス自分のクセを知り、そのケアや筋肉が連動するような動的ストレッチを習慣とする。【シューズ+クセ+姿勢(フォーム)】の3本柱で発想を持ってもらえると、シューズがとても効果的で、なおかつシューズだけではないということがお分かり頂けるのではないかと思います。足の左右差がある方は、その原因を知って、少しでも良い方向にもっていくように意識する、そしてシューズは簡単に言えば、履いたら左右ともに当たらないシューズ、それがアライメントを整えてクセの影響を弱めてくれているあなたにとってのベストシューズであると言えるでしょう。
〜ジャストフィットのお手伝い〜
F・Shokai 【藤原商会】シューズフィッティングアドバイザー 藤原岳久
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シンプルに考えるべきです。スポーツとしてランニングをしている人で歩くのが辛いとか、長く立っていられない方は少ないと思います。(でなくてもなのに走ろうとするのがランナー病なんですけど・・・)200余りの骨が、筋・腱・靭帯でつながっていて、立ち上がれば重力影響受けます。またご自身の【体のくせ】の影響を受けることになります。その状況で左右がピッタリでなくて、左右差がある、それって自然だと思いませんか?ですが、それを野放しにすれば、弱いストレスの蓄積で、ある日そこかが悲鳴をあげる。ですから【体のクセ】に向き合い、それとうまくつき合うことがシューズを考えた上のアイデアとして重要です。
アテネオリンピックのゴールドメダリスト、高橋尚子選手のシューズは、ソールの高さを左右変えていたという有名な話があります。想像するに右を高くして左右差を無くしたのではないかと思いますが、通常骨盤のゆがみ=体のクセから選手でなくとも脚長差はあります。骨盤ズレっぱなしで脚長差だけを整えても、長期的にはプラスでないと思います。選手であればなおさら、そのクセと向き合うことで選手寿命が違うとは思われます。結果高橋尚子さんはゴールドメダルでしたので美談になりましたし、実際は本番に合わせるためにそうして、その後は調整していたかもしれません。それは知る由もありません。ですが市民ランナーで、こういうエピソードをアイディアとして参考にすべきでないですね。
みなさんがランニングをすることで得たいベネフィットはなんですか?自己記録?サブ4?記録だけが目標では、永遠にベネフィットが得られるとは思いません。健康であり、人より体力もあって、時間を捻出してランニングをしているようなライフスタイルの中で、とてもアドバンテージがあるようなランナーは素敵です。要はランニングをすることで体がボロボロになっていくのはなくて、ランニングをすることでもっと健康になっていく。そうあるべきかなと思いますし、少なくともわたしはそうあるべきかなと思ってやっています。(昨今はボロボロになっているランナーを目にします、ランニングを何故しているのかという根本に帰るべきです)
自分自身のクセを知ることで、やるべきことが見えてきます。股関節稼働域をもっと増やしてから走るべきとか、コアをもっとしっかりさせることがプラスとか、ヨガ・ティラピス・ストレッチで体のケアをする。そして、そういった延長線上にシューズがあります。シューズは体のアライメント(骨と骨をつないだライン)整えようとします。アライメントが良い環境であれば、膝が内側に入ったり、逆に外側に出たりすることなく、自然な場所(ファンクショナルなポジション)で足が動いてくれる可能性が高まりますね。膝は基本的に、蝶番の関節です。股関節や距骨下関節のようにソケットのような稼働域がある関節ではありません。その関節にそれ以上の役割を求めれば、おのずと結果は見えていますよね。
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11/14(土) 12:00〜 辻堂 テラスモール 〆切
11/18(水) 12:00〜 辻堂 テラスモール 2名募集
11/21(土) 14:00〜 東京 オリナス錦糸町 2名募集
11/22(日) 16:00〜 横浜 みなとみらい店 〆切
11/23(祝) 18:00〜 辻堂 テラスモール 3名募集
12/08(火) 12:00〜 東京 オリナス錦糸町 2名募集
12/10(木) 13:00〜 横浜 みなとみらい店 3名募集
12/13(木) 18:00〜 横浜 みなとみらい店 2名募集
12/15(水) 12:00〜 辻堂 テラスモール 3名募集
12/22(火) 12:00〜 東京 オリナス錦糸町 2名募集
12/22(火) 18:00〜 東京 オリナス錦糸町 2名募集
12/26(土) 13:00〜 辻堂 テラスモール 3名募集
12/26(土) 18:00〜 辻堂 テラスモール 2名募集
12/27(日) 15:00〜 東京 オリナス錦糸町 3名募集