シューズアドバイザー日記 〜ケガをしない、マラソン上達はそれに尽きる〜
- 2015.03.02 Monday
- 17:38
東京マラソンを16年ぶりの自己ベストで走り終えました。もうすぐ2週間、まだまだ足の芯に少し疲労感があるものの疲れは取れてきています。この時期大事にしていることとして、わたしはレースは最大、最良のトレーニングであり、さらに力をつけるためには、ケガをせずに継続し、そのトレーニング効果を高めることだと思っています。良い流れを止めないということです。それにはシューズは不可欠な存在ですし、それらを駆使して、ケガをしない、それに尽きます。
かつてわたしはフルマラソン後はケガをして、2週間〜1カ月トレーニングを休むことも頻繁にありました。何故ケガをしてしまっていたかと言えば、わたくしの場合、サイズが合っていなかったわけです。今は24.5〜25.0cmのシューズサイズが、当時は26.0〜26.5cmでした・・・土踏まずもなく足にバネがない健康度が低い状態で、その後サイズの変化とともに健康度が増して、故障しなくなりました。今ではマラソン後も良い流れを作ることができています。そして、それが東京マラソンでの走りにつながったのだと感じております。今の自分が16年前の自分にアドバイスをしてくれていれば、その時の結果が変っていたかもしれませんが・・・
さて、残念ながら有酸素域の能力は、何もしないと簡単に落ちていきます。ケガをしてしまうと" 一度作っては、また作り直す "、そんなことの繰り返しになってしまい、なかなか上達しません。有酸素ベースこそマラソンにおける能力を決定づけるものの一つと言っても過言ではありませんが、それをしっかりと積み重ねられないことになります。そして、インターバル、レペテション、ペース走など専門的な研ぎ澄ますトレーニングばかり一所懸命取り組んでも、ベースがスカスカのままでは結局大きなレベルアップができないばかりか、またケガのリスクも高まります。つまり有酸素ベースが合ってこそです。
ケガに論点を戻しますと、ケガを繰り返してしまう、そういったことが起き続けてしまうのは基本的な何かがおかしいのでしょう。インソールだとか、膝のサポーターとか高機能スパッツだとか、例えば傷口の根本問題も考えずに、やみくもにバンドエイドを張り続けるようなものです。また治療に頼り切る、ケガをしたり、壊れたら、ハリ、マッサージなどゴッドハンドを期待するのもわからないででもないですが、神頼み、人頼みも限界があります。つまり対処的な方法を取り続けるのではなく、根本的な解決策を考えるべきだと思います。
・ケガをする前の体の違和感に気づき対処する
・定期健診的に治療を行っているか?
・セルフマッサージ、ストレッチなどセルフケアを習慣にしているか?
・シューズを目的別に使い分け、履き分けをしているか?
などです。逆に・・・
・毎週レースに出ている
・トレーニング志向、フォームはすきに走ればいいと思う
・日常生活でも支障がある箇所(痛い)があるのに走っている
・どこか痛くなったら治療
・シューズは1足だ
ケガが治らないとか、いつもトラブルがレース中にあるとか、タイムが頭打ちだといって悩む方こそ、上述部分に当てはまること多くないですか? そして、その当事者の方ほど、その状況を変えようと思っていません。わたしがイベントなどでお話をさせて頂いても、本当に聞いてほしい方は、右から左へとトンネルなことが多いんですよね・・・そんなの関係ねぇ!と言わんばかり。そして何か今の状況を一発解決してくれる魔法のようなものがあるのではと探し続ける、それがまさにベアフットブームでもありました。
目的に合ったシューズを履いているか?正しいサイズを履いているのか?そのトラブルを解決するのに、これは非常に大きな問題なんですがね・・・ベアフットシューズも非常に役割の大きいシューズですが、使用目的、何を達成しようとしているかで、まったく評価が変ります。アメリカで訴訟沙汰になったファイブフィンガーは、アッパーにアウトソールがついただけの形状です、非常に単純な構造です。でもだからこそ効果的でもあるのです。これを履いてケガをしたという場合、使用した状況にも問題があると思いますし、販売時にシューズとその使い方のソフトを同時に販売すべきシューズだったわけです。" あの人はいいと言ったのに、わたしは合わなかった "のではなく、その使い方の問題だったと言うべきです。
ベアフットも含めて、シューズを目的別に使い分け、履き分けること、プラス適宜適正なトレーニング内容に変化がランニングを楽しむ上で必要な発想です。週末は30K走と決めている、追い込まないと気がすまない、レースも練習も同じペースになってしまう方は、トレーニング内容をバラエティーにすることと同時に、その目的合ったシューズを履く、これに尽きます。故障しやすい体になっている、故障しやすいサイズのシューズの方は早急に変化を体が求めています。
力説しますが、シューズまわりに良習慣がある方は、ケガをしにくいサイクルになります。みなさんどのような理由でランニングを始めたのでしょうか?体力をつけたい、気分がスッキリする、ダイエットなど始めた理由はそれぞれでしょう。しかし、本来そのような理由ではじめたランニングをしてケガをしてしまう、これはおかしな話です。フィットネスは、することによって身体的、メンタル的なベネフィット(プラス)があるものであるはずです。走るようになって若さを保ったり、誰よりも健康で動ける、仕事でのアイディアが浮かんだりなど、プラスにならなければ逆に何故続けるのでしょうか?つまりランニングでケガをしてしまうということは、何かが無理があるとしか思えません。
シューズフィッティングアドバイザ− 藤原
〜ジャストフィットのお手伝い〜
http://www.f-shokai.com/
かつてわたしはフルマラソン後はケガをして、2週間〜1カ月トレーニングを休むことも頻繁にありました。何故ケガをしてしまっていたかと言えば、わたくしの場合、サイズが合っていなかったわけです。今は24.5〜25.0cmのシューズサイズが、当時は26.0〜26.5cmでした・・・土踏まずもなく足にバネがない健康度が低い状態で、その後サイズの変化とともに健康度が増して、故障しなくなりました。今ではマラソン後も良い流れを作ることができています。そして、それが東京マラソンでの走りにつながったのだと感じております。今の自分が16年前の自分にアドバイスをしてくれていれば、その時の結果が変っていたかもしれませんが・・・
さて、残念ながら有酸素域の能力は、何もしないと簡単に落ちていきます。ケガをしてしまうと" 一度作っては、また作り直す "、そんなことの繰り返しになってしまい、なかなか上達しません。有酸素ベースこそマラソンにおける能力を決定づけるものの一つと言っても過言ではありませんが、それをしっかりと積み重ねられないことになります。そして、インターバル、レペテション、ペース走など専門的な研ぎ澄ますトレーニングばかり一所懸命取り組んでも、ベースがスカスカのままでは結局大きなレベルアップができないばかりか、またケガのリスクも高まります。つまり有酸素ベースが合ってこそです。
ケガに論点を戻しますと、ケガを繰り返してしまう、そういったことが起き続けてしまうのは基本的な何かがおかしいのでしょう。インソールだとか、膝のサポーターとか高機能スパッツだとか、例えば傷口の根本問題も考えずに、やみくもにバンドエイドを張り続けるようなものです。また治療に頼り切る、ケガをしたり、壊れたら、ハリ、マッサージなどゴッドハンドを期待するのもわからないででもないですが、神頼み、人頼みも限界があります。つまり対処的な方法を取り続けるのではなく、根本的な解決策を考えるべきだと思います。
・ケガをする前の体の違和感に気づき対処する
・定期健診的に治療を行っているか?
・セルフマッサージ、ストレッチなどセルフケアを習慣にしているか?
・シューズを目的別に使い分け、履き分けをしているか?
などです。逆に・・・
・毎週レースに出ている
・トレーニング志向、フォームはすきに走ればいいと思う
・日常生活でも支障がある箇所(痛い)があるのに走っている
・どこか痛くなったら治療
・シューズは1足だ
ケガが治らないとか、いつもトラブルがレース中にあるとか、タイムが頭打ちだといって悩む方こそ、上述部分に当てはまること多くないですか? そして、その当事者の方ほど、その状況を変えようと思っていません。わたしがイベントなどでお話をさせて頂いても、本当に聞いてほしい方は、右から左へとトンネルなことが多いんですよね・・・そんなの関係ねぇ!と言わんばかり。そして何か今の状況を一発解決してくれる魔法のようなものがあるのではと探し続ける、それがまさにベアフットブームでもありました。
目的に合ったシューズを履いているか?正しいサイズを履いているのか?そのトラブルを解決するのに、これは非常に大きな問題なんですがね・・・ベアフットシューズも非常に役割の大きいシューズですが、使用目的、何を達成しようとしているかで、まったく評価が変ります。アメリカで訴訟沙汰になったファイブフィンガーは、アッパーにアウトソールがついただけの形状です、非常に単純な構造です。でもだからこそ効果的でもあるのです。これを履いてケガをしたという場合、使用した状況にも問題があると思いますし、販売時にシューズとその使い方のソフトを同時に販売すべきシューズだったわけです。" あの人はいいと言ったのに、わたしは合わなかった "のではなく、その使い方の問題だったと言うべきです。
ベアフットも含めて、シューズを目的別に使い分け、履き分けること、プラス適宜適正なトレーニング内容に変化がランニングを楽しむ上で必要な発想です。週末は30K走と決めている、追い込まないと気がすまない、レースも練習も同じペースになってしまう方は、トレーニング内容をバラエティーにすることと同時に、その目的合ったシューズを履く、これに尽きます。故障しやすい体になっている、故障しやすいサイズのシューズの方は早急に変化を体が求めています。
力説しますが、シューズまわりに良習慣がある方は、ケガをしにくいサイクルになります。みなさんどのような理由でランニングを始めたのでしょうか?体力をつけたい、気分がスッキリする、ダイエットなど始めた理由はそれぞれでしょう。しかし、本来そのような理由ではじめたランニングをしてケガをしてしまう、これはおかしな話です。フィットネスは、することによって身体的、メンタル的なベネフィット(プラス)があるものであるはずです。走るようになって若さを保ったり、誰よりも健康で動ける、仕事でのアイディアが浮かんだりなど、プラスにならなければ逆に何故続けるのでしょうか?つまりランニングでケガをしてしまうということは、何かが無理があるとしか思えません。
シューズフィッティングアドバイザ− 藤原
〜ジャストフィットのお手伝い〜
http://www.f-shokai.com/