ランナーよ、月間走行距離を気にするな!シューズと達成するロジカルなランニングこそ市民ランナー向き〜シューズアドバイザー日記〜

  • 2019.12.07 Saturday
  • 17:24

みなさん、こんにちは。藤原商会代表:シューズアドバイザー藤原です。

 

 

さて、福岡国際マラソンが終わって、確信を得たことがあります。それは、長距離のトレーニングは距離をたくさん走ることだけが解決策でない、ということ。月間走行距離を気にしているランナーも多いでしょうが、それだけが重要ではないということです。

 

 

ツイッター見ていたら、”レース前ですが、節目の距離に行ってないから22K走ります!”みたいなコメントがありました・・・ビックリというか、何のための走行距離?一定のボリューム走って自慢したい?そもそも、ではレースは何のため?って思ってしまいます。

 

 

意外にこういう症状の「距離志向のランナー」多い気がします。走らないと気がすまないとか、走らないと心配っていうことなら、立派なある種の依存症ですね、、、(その他GPSの距離がぴったりになるまで走る症候群もあります・・・)

 

藤原も、学生時代はもちろん、30代頃は月間800K走っていました。それは、それは、四六時中走っていないと達成できない距離でしたよ。距離を走ることで自分の目標が達成できると信じていましたからね。もちろん、結果が出るときもありましたが、一方で自分以外に使う時間は持ち合わせていませんでしたから、今考えると人間失格です(涙)

 

 

そして、これ以上タイムアップするには、もっと距離を走るべきなんだろうか?と考えました。1000K走って、じゃあ、2000K走って、ってその先は?まあ、その世界を見ないで結論を出すのも何ですが、距離を走ることでパフォーマンスが上がるのか、わたしには確信が持てませんでした。そういう論理付けができないことをやるエネルギーがないタチなんです。

 

 

そもそも僕らが一生に走れる距離って決まってると思っています。老いやライフサイクル、環境の変化がありますからね。ちなみに、ある期間でたくさん走れば、その分どこかで凹むのではと思っています。それを証明しているのが、我々が憧れた名ランナー、同世代の活躍したランナーたちの体型・・・何事もやりすぎは跳ね返しがあるような気がしてなりません。

 

わたしは、かつて円谷幸吉さんと東京オリンピックを争ったランナーに言われた一言が頭から離れないんですね。

 

「藤原さんも45、50歳になるプロセスで、無駄なランニングを控えた方がいい」

 

無駄なランニング?と思いましたが、よく考えたら思い当たることだらけ。

 

1日10Kにしたいから、あと3K走る、なんて代表的です。

それに一体何の根拠があるのか、答えられません、そう考えると無駄なランニングをどんどんやめていきましたね。

 

 

距離を走ることで、二つのことが達成されるのでないでしょうか。

一つは、心臓というエンジンに長時間の負荷がかかり、排気量が増すことです。そして、もう一つは、フォームがかたまることです。

 

特に、シューズと大きな関わりがあるのは後者の方ですよね、そして、フォームがかたまるパターンとして2つあると思います。

 

「重力に対して耐性がついたフォーム」と、「重力に合理的になったフォーム」です。

 

 

どちらも楽になることでは共通していますが、前者は、決してバイオメカ的には合理的ではないが、長い間でも耐えられるようになったフォームという意味の「楽さ」。これはワラーチなど裸足ランナーに多いですが、合理的な方向に行かず、耐えられるようになっただけ、ありがちですが、楽に感じる動作が、実は合理的でない場合、それは前に進む要素が減っていると言えます。

 

ですから、「合理的であること」と「楽であること」は違うと思ってます。

 

 

市民ランナーなら重力に対して合理的になるフォームをかためるのが、タイム達成の近道です。結局、効率の良い動作=スイートスポットの精度と確率をあげる、これこそがトレーニングだと思うからです。

 

一歩の一歩のクオリティーを重力を基準に高めていく、そういうイメージ。地球上いつでも重力にさらされているわけですから、それこそが決定要因なわけですよね。ですから、スイートスポットを意識した状態で距離を走ることは、量的拡大だけが解決策ではないでしょう。8Kでも12Kでもマラソン全体の感覚を養うことは可能だし、スイートスポットでつける確率が上がっていることは分かります。とにかくその質こそ確率に大きく影響してきますから、質を高める、もしくはキープすることがマストです。

 

もし仮に、そんな感じで30K走ができているなら、本当に良いトレーニングだと思いますよね。しかし、わたしにはそんな30Kならレースでやります。そんな時間とモチベーションを持ち合わせていませんし、レースに期待することってそういうことでしょ?やれるのか、どうか?1回リハーサルするなら、レースを2本走っているということですよね?

 

 

ということで、結論、ランナーよ、月間走行距離のような根拠のないものを追って何になる!ってことです。盲目的な距離トレーニングもそうです。

 

特にわたしみたいな”おっさんランナー”は、メリハリこそ「金」です。エンジンに対する負荷は、弱く長くのLSDと強く短くはトラックでのインターバルやテンポランで十分。特に、わたしの場合、福岡までのロングは、藤原商会のイベント湘南180分LSDで参加者の方と一緒にやったLSDだけです。7分半で見つけるスイートスポットって、はじめはとても難しいのですが、確率を高めるいいトレーニングです。

 

 

そして、同時にとても大事なのは、その目的ごとにしっかりシューズを変えることにつきます。もう一つ蔓延し始めているヴェイパーフライ病にもそれは効果的です(笑)

 

LSDにように、長い距離を走るのであれば、単純に体が長く重力を感じなくてはならないわけです、だから、体のバランスを崩してくれ、ゆっくりペースで接地時間を最短にしてくれるトレーニングシューズが最適なわけです。短い時間ですが、より速く動こうとする時には、重力に抵抗しない軽いシューズこそが、そのシチュエーションで重力負荷を少なくしてくれるものになるわけです。

 

結局、ランニングというスポーツは体とシューズを使って、うまく「重力マネージメント」をしているだけです。ですから、どのトレーニングでもスイートスポットを探すことが最も重要です。それが崩れるまでやったり、崩れてしまうスピードではその効果はとても限定的だと思います。いい動きをキープすることがもっとも大事ですね。

 

いい動きをキープできていたら、ヴェイパーフライは魔法のシューズの出番です。わたしにとっては4、5%どころではないですよ、ヴェイパーフライ20%ですから(笑)クオリティーの高い動作をトレーニングで見つけてきて、それを維持しやすい道具を本番で履いているというわけです。使いこなせば道具は、よく働いてくれます。

 

 

写真:ヴェイパーフライ20%? 出典:ナイキホームページより

 

わたしみたいな”エイジランナー”には、こういう発想はマスト、今後もパフォーマンスを上げることができないと思っています。距離を盲目的に走ることで、どんなデメリットがあるのか、これは日本のランニングカルチャーが成熟するプロセスで、もっと考えられた方がいいです。みんな若くないんですから(笑)

 

 

そして、これはわたしの信念として、ランニングというスポーツが大好きで、だから、その領域を超えてしまうようなランニングは、訓練・苦痛であり、これはあってはならないとココロに決めています。

 

ランニングとライフスタイルは好循環していなくてはいけません。30代の自分みたいに自分にしか時間を割けないランナーにはなりたくないです。妻に、家族に、ランニングとは関係ない友人に、時間を作れないようなタイムマネージメントに欠けた人間にはなりたくない。そんなランニングは、わたしはイヤです。距離志向でないのは、そういう合理的な理由もありますよね。

 

ハードではなく、スマートに。

 

ここ平塚で、ランニングがサーフィンと同じぐらいかっこいいスポーツと思ってもらえるような、そんな活動がわたしのミッションですね、これからも。

 

 

〜ジャストフィットのお手伝い〜

藤原商会代表:シューズアドバイザー 藤原岳久

https://www.f-shokai.com

 

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