NZランナーのシューズ事情〜シューズアドバイザー日記〜

  • 2018.05.24 Thursday
  • 09:49

みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー藤原です。

 

先週まで、ニュージーランドに10日弱ほど”里帰り”して来ました。はて、なんで里帰りかと言いますと、ご存知な方もいらっしゃるかもしれませんが、ニュージーランドは20年前、若き日の藤原が、日本を飛び出して1年間生活をしていた” その国 “だからです。

 

当時は社会人にもなってランニングをしている人は、変わっている人というレッテルを貼られた世の中。わたしは、居心地が悪かった日本を飛び出して、向かったのが、ニュージーランドでした。

 

最近ランニングを始めた方は、きっとこんな話伝わらないし、信じられないでしょう。みなさんは、幸せな時代にランニングに出会っているんですよ!

 

とにかく学び多かった20年前と変わらず、今回もニュージーランドランニングカルチャーを" 体 "で学んで来ました(笑)

 

5/12に開催された「ホークスベイマラソン」というニュージランド航空がスポンサーの大会に妻と出場して来ました。

 

なんとコースはワイン畑がゴールで、半分が不整地、なかなかコースで、日本ではあり得ないレースかもしれませんね。

 

 

しかし、コースは事前に分かっていたものの、本当にタフでした。さらに、これからシーズンインする気持ちもキレもフレッシュなNZランナーと2月の別大でシーズンが終わっているわたしとでは、準備が明らかに違い、結果は、全体で6位。3位以内が目標でしたが、最後はゴールできればいい、くらいの気持ちに変わっていました(汗)

 

まあ、3位まで賞金が出るということで、人参がぶら下がり、欲が出てしまったことと2018年自己ベストを出しているのもあり、まあ、できるだろうと “ 若干のオゴリ"があったのかもしれません。少し入りのペースも速かったかな?とにかくマラソン は私にとってまだまだしっかり準備をしないと走れないものだと痛感しましたね。

 

それにしても、こんなタフなコースをキウイ(NZ人)は物ともせずで、彼らは、速くはないけど、タフ。去年のリザルトの結果から見えない、そのタフさを実感しました。

 

そして、彼らのシューズですが、今回の上位のランナーで、日本人ランナーが好む薄いレーシングを履いているランナー皆無。

 

これは以前からそうですが、彼らはシューズに軽さだけを求めず、レース、トレーニングに関わらず、どのシチュエーションでもサポートを求めます。

 

あのコースを2時間30分前半でいった選手は、ナイキズームフライ、40代のエイジでわたしが敗れた3位に入った彼も、アシックスDSトレーナー。最後まで激しい(とてもレベルとしては低い)5位争いを繰り広げた彼も、アディダスボストンブーストと、日本人にとってサブ4、メーカーによってはサブ5でオススメされているシューズです。ここでは少なくとも日本人的常識はここでは非常識といった具合です。

 

もちろん、彼ら自体がタフではあると思いますが、そう見えるののも「道具を気をつけている」ということも確実にあると思います。日本では今頃、ナイキのズームフライの厚底を大騒ぎしていますが、それらは、このニュージーランドではすんなり受け入れられる、クッションがあって、軽いシューズです。

 

実は、私もボストンブーストで行きましたが、足がまだやられました。股関節(内転筋)が痙攣、つまり足がガクガクになってしまいました。薄いレーシングでは到底ゴールできなかったかもしれませんね。

 

そして、いかにいつもタイムの出る条件がいいところだけを走っていたんだと再認識しました。何しろ畑の中や、不整地よりも実はそれがあけたアスファルトがむしろ辛い状況でした。あー、思い出したくない、、、

 

そんなタフなイメージ、ガッチリシューズが好みのキウイがいる一方で、オークランドなど都市で見かけるランナーは、女性のランナーが本当に目立ち、そのシューズはまるで逆の華奢なシューズです。

 

彼女たちの多くは、基本的には、フィットネスランナー。タンクトップ(ブラトップ)にスパッツと格好はなかなか決まっています。一人でもコツコツ走っているランナーもいますが、お友達と走っていて、エクササイズが目的か、お話が目的か分からないくらい、きっと大会だけが目的ではない感じですし、大会には出ていないかも、そんな感じランナーたちです。

 

彼女たちの足元は、決まって「ナイキフリー」。履きやすさとかっこよさの観点からのセレクトでしょうが、彼女たちのランニングスタイルからだとこの手の、体の動きに連動するような" はき心地 "のこれらのシューズで十分事足りるということなんでしょうね。

 

どんどんトレーニング量が増えてもいくプロセスで、それでもシューズが変わらないのが、日本人。そんな日本人には、この華奢なシューズでは、とっても不安です。

 

逆に、ランニングにハマっても、トレーニング量や目標が変わらずマイペースなのが、彼らフィットネスランナーかなと。

 

ですからシューズに求めることも変わってくるのは当然。彼らにはそれらでも、何も問題ないんでしょうね。むしろ、それでは事足りないランナーは、はじめからガッチリシューズを選んでますしね。

 

シューズにはこのようなケースが多くて、ランニングシューズとひとくくりするけれど、実は、シューズがそのランニングカルチャーとセットになっていることも多く、日本には、シューズだけが先に入って来てて、その文化がセットで入ってこないことがあります。

 

ナイキフリーで適度なフィットネスランナーが増えることは、ナイキも望んでいるところ。東京マラソンを走るに、履いてもらいたいとはブランドも思っていないですよね。

 

とにかく、アメリカよりも早くジョギングがあったと言われているニュージーランドは、ランニング先進国。ワイナリーもタフに走りきるランナーもいれば、フィットネスでタフと無縁のランナーもいる、これこそランニングカルチャーだなあって思ってしまいます。

 

そして、同時に、あのワイナリーのコースに関しては、走れば、どちらのタイプのランナーも結局、楽しんでしまうのではないかな、ってそんな感じさえします。

 

そんな文化は是非見習わなくてはと、それをクソ真面目に思ってしまう、私も日本人ですね(笑)

 

もう嫌だ、とゴール後はそれしか思えませんでしたが、来年も出て、コースを楽しみ切りますよ!

 

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