何故君はレーシングシューズを普段履きにして大会に向かうのか?〜シューズアドバイザー日記〜

  • 2018.02.05 Monday
  • 15:49
みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー藤原です。

別府大分毎日マラソンを走ってきました。2時間34分28秒で自己ベストを1分21秒更新できました!47歳で再度更新できたこと、その達成感は大きいです。


さて、毎回レースに行くと感じるのですが、当日レースで履くであろう「レーシングシューズ」をそのまま移動で履いてきているランナーが多いことに驚かされます。もう空港でランナーだって分かりますからね(笑)デニムにアディゼロタクミ系。おそらく荷物の問題なのでしょうか?自宅からずっと履いてきているのでしょうね。


同じ感じで、前日、話題のナイキズームフライで町をウロウロしているランナーを結構見ました。本当にシューズがもったいない気がします。これを読む大部分のランナーはお分かりだとは思いますが、まあ、まわりにいるそのようなランナーに対して啓蒙、啓発ということで、では、何故レーシングシューズでの移動がおかしいのでしょうか?ロジカルに説明していきます。

まず、単純に、レーシングシューズは移動用ではないです、特にレースの間の短時間だけ使う設定で作られている、だからです。端的にいうと耐久性がありませんからね。スピード練習やレースで部分的に使用するならまだしも、移動時に普段履き的に履いてしまうのは、消耗というデメリットしかないように感じます。

例えば、わたしは今回NIKEベイパーフライ4%でレースを走りましたが、それを会場まで履いていくことをしません。きっと価格が25920円のベイパーなら分かってもらえるかもしれませんが(笑)、ちなみに、その他のレーシングシューズもせいぜいパフォーマンスが出るマイレージ(走行距離)は、300K前後ぐらいです。シューズによってはもっと少ないかもしれません。

見た目には問題ないけど、パタッとクッションが感じられなくなる、レーシングシューズとはそんな感じがあたり前です。何しろ、軽さと耐久感は相反する機能で、基本的に両立できません。それぞれシューズの専門性が分かれている中で、レーシングシューズは当然回転数を出しやすい「軽さ」を優先した作りになっています。つまり耐久性は失っても軽くしているわけです。

ですから、体の体重が乗る、その時間分シューズの負担は増え、そして消耗します。それを移動で使ってしまうことで、そういった” へたり現象 "がすぐやってくるわけです。つまりは、大事な勝負シューズをレース以外で消耗させているということです。

そして、「同じシューズで何もかもランナー」の最大の問題点は、そういったシューズの劣化を体が感じなくなることです。なにしろ、徐々に変化していきますので、身体も徐々にへたりに慣れて(笑)、ある意味、身体の耐性が強い状況になっているかもしれませんが、もし、へたりがありクッションもないシューズ履き、それでパフォーマンスが上がらないとか、足が痛いだとしたら、もはやとっくにシューズは問題がある状態ですから、相当とんちんかんな状態ですよ。

それでもいいんだ、シューズなんて関係ない的根性論、アスリートによくあるシューズは何でもいい論は、何も問題がなければ、別にわたしが関知するところではありません、でも、誰かの物まねは、アスリートと身体が一緒なわけではないので危険です。会場に1人、アディダスアディゼロタクミレンブーストからセンブーストに履き替えている律儀なランナーがいましたが、残念ながら、レンでもセンと似たような耐久性のレーシングと考えた方がいいでしょう。でも全く変えてないランナーよりまだましかもしれませんが。

もう一つ、大会後、わたしも足が筋肉痛だったり疲労感がでますが、レースで使ったシューズをそのまま履いて行くと、そのままレースで痛めた筋肉を使いやすかったりや同じような動きをすることになるので、単純に不快で、痛いはずです。

シューズを履き替えると、少し違う場所(筋肉)、違う動作(強制的誘導、足ともっと一緒に動く)を使う可能性が高まりますので、誘導の強いトレーニング系の耐久性を重視したシューズか、足と一緒に動くベアフット系の足をほぐす系のシューズへの履き替がオススメです。シューズでコンディショニングをするという発想は大事、履き分けの効果の一つです。

まあとにかく、そういう方々に限って、きっと大会の行き帰りも、レースも、トレーニングでも使って、1000Kとか、かなりのマイレージを走ってから、シューズを買い替えるんでしょうね…きっと。更に、それが、その後底がツルツルになったあかつきには、その状態で移動に使われているかもしれません。

それで足を痛めて、またシューズに以外に活路を見出して、治療やトレーニングの道具などにお金を費やしているとしたら、本当にバカバカしい話です。はやく気づくべきです。残念ながらシューズは消耗品です。

そして、それの使用期間を増やすのは、メーカーだけではなくて、むしろ、現状ランナー自身の使い方によるところが大きいということです。

わたしの今回の自己ベストは、年齢に合わせた適量なトレーニングと、エイジングに対応した弱点克服(筋力など)、そして、シューズを効果的に履き分け、シューズを使いこなした結果だけです。そして、それらによって、単純に故障をしなかったこと、これは大きな要因であったと断言できます。継続的なトレーニングが結果生むことは理解できると思いますし、ランナーはやはり、走れないのが一番辛いですからね。故障はありえないです。

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