怪我を治したいというランナーの共通点 〜シューズアドバイザー日記〜

  • 2020.03.27 Friday
  • 12:36

みなさん、こんにちは。F・Shokai 藤原商会 シューズアドバイザー藤原岳久です。

 

 

さて、「ズバリ!シューズ選びのコツ教えます!お買い物ツアー」を毎月開催していますが、怪我をしていてそれをどうにかしたい、と藁をもすがる気持ちで、コンサルティングに参加されるランナーも少なくありません。そうですよね、コンサルにお金を使うわけですから。

 

しかし、実際そのような方の大半は、シンプルにまず固定観念をなくす必要があるケースがほとんどです。というか、それだけ。単純にシューズに対する習慣を変化させる、そして、疲労感とトレーニング量のバランスをとること、それで随分違います。

 

シューズで言えば、その多くのランナーが、ただ単にシューズが用途に合っていない、サイズが合っていない、動的ストレッチ、体感トレーニングなど体の使い方を改善しようとしていない、むしろ中途半端に”フォアフットにしてます”みたいなオチでフォームを修正しているといった、まさにピントがズレているという感じ。コンサルをしているとはっきり言って拍子抜けなぐらいホントにそう思います。

 

 

エビデンスベースド(科学的根拠に基づく判断)の世界で、ランナーと怪我については、いろんな学術研究論文が引き合いに出され、シューズプロダクトにも大きなの影響を与えています。

 

実は、実際現場にいると、ホントそんな難しい問題ではない気がしています。

 

 

<疲労感を感じてもトレーニングに励む日本人>

 

それと同時に、ただ単にトレーニングのしすぎ、オーバーワークというケースも散見します。まあ、そういうランナーは私のところには来ない。藤原は甘っちょろいこと言ってんなぐらいにしか思っていない。

 

でも結果的に、体が受け止められないほど、怪我をするほど走っている、トレーニングではなくて、単純な自分いじめだと何故気づかないのかな?って思ってしまいますね。

 

疲労感とトレーニング量のバランスだけ、それもそれだけなんですけどね。これは日本人のランナーのカルチャーなんでしょうね。疲労を感じているのに頑張る、頑張ることで報われる、というような成長の原理にも反した「根性論的」発想です。30K走を今月は何回やるんだ、みなたいな論理は市民ランナーにも蔓延している盲目性です。

 

もちろん、適切な負荷のトレーニングをしなければ自分の望む結果は得られないことはいうまでもありません。でも、走り込めば強くなる、ではどのぐらいまでやればいいのか?いつまでやればいいのか?・・・ここに答えはないと思うんですけどね。盲目的なオーバーワークの先は何もないですよ。

 

体が受け止められる負荷と、疲労感は必ずリンクしている、特にエイジランナーはそこに敏感になる必要があります。

 

 

<シューズに対する欲求もピント外れ>

問題は、それでなお、シューズに関してもピントがズレているケースがほとんど。速く走れるシューズに飛びつくけど、「距離を走るのでシューズには気をつけています」というので、シューズを拝見すると何足も持ってこられたシューズが、私から言わせたらすべてレーシングシューズ・・・みたいなことはたくさんあります。

 

シューズの機能性と用途が合っていないというわけです。最近のアスリートのように、トレーニング量に合わせて、コンディショニングとして、シューズにサポートを追加するような単純発想すらできていない。

 

結局、同じようなシューズを持つことになるのも、その方にとって当然それが走りやすいのでしょう。しかし、それは、どのトレーニングも似たようなペースで走っている雰囲気がします。ジョグもLSDも一緒、インターバルが少し速くて、ペース走はみんな同じペースみたいな・・・全部大体キロ5分みたいな・・・

 

量を増やし、走って、でもいつも似たようなペース、同じタイプのシューズ、この‘ミスター変化なしランナー’がいちばん怪我から抜け出せないでしょう。

 

<日本人ランナーがフィットネスランナーになる日は来るか?>

怪我をなくすためには、日本人に多い体育会ランナーが、海外に多いフィットネスランナーになっていくプロセスが必要なんだと思います。限られた時間で最大効果を出すような効果効率をアップさせるようなスマートさを持てば、怪我は少なくなると思っています。

 

適量のトレーニングで最大効果を発揮する、そのためには、その用途にあったシューズとのコラボレーションはマストです。

 

「ただハードにやるだけでなく、スマートにやる」

 

中身を濃くするという工夫は、量的な拡大を超えます。超えなければ、時間がある人しか結果を出せないスポーツにランニングはなってしまいます。それは違う。工夫をすることで誰でも、平等に楽しめ、進歩を感じるスポーツ、それがランニングですよ。

 

例えば、私は、無駄な距離稼ぎのジョグを減らして、LTペースでの走りこみを重要視しています。またその一方で、7分ぐらいのゆっくりのLSDには時間を割いて行うスタイルで、47歳で2時間34分の自己ベストを達成しています。

 

 

距離走はLSDしかやっていません。でもLT走をたくさんやる。このメリハリが、量的トレーニングを超えるための、私のトレーニングのポイントだと思っています。LSDはデイリートレーナーを履きますし、LTではテンポアップシューズだったり、レーシングフラットで走ります。その前後の日に数キロのベアフットランを入れるときもあります。トレーニングも、シューズもメリハリです。

 

 

<クロストレーニング的発想はマスト>

そうすると、他のことをやってみる時間ができる。その分をクロストレーニングに当てることも、足し算ではない、掛け算に化けるトレーニングの可能性があります。

 

水泳やってます、自転車やってます、ヨガやってます、すべてのスポーツは相互に影響しあいます。

 

私にとっては、この3年やり続けているウエイトトレーニングです。これは、ランニング動作の弱点を補う箇所に絞って行なっていたこともあって、ランニング動作が安定してますし、確実に怪我予防に役立っています。

 

こういう時はミニマルなシューズも必須です。体の動きに追随するこのようなシューズは、ウエイトトレーニング自体にも有効ですが、30分のウエイト後、ミニマルなシューズでの2-3Kはとても重要視しています。たかが、でもされどです、体の動きを感じなら走るのもとても効果的だと感じて続けています。

 

サポートだけを履く、テンポアップシューズのような軽いのばかり履く、ミニマルでしか走らない、どれかだけがいちばん良くなくて、どれも履くのがいちばんいいのかな、と思います。

 

そうすることで疲労を感じる、”ここで気をつけなくてはいけないよ”っていう自分の身体センサーを働かせる。シューズに変化を加えていれば、それを感じることは容易です。

 

〜ジャストフィットのお手伝い〜

藤原商会代表:シューズアドバイザー 藤原岳久

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